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自作トランシーバー





25年ぶりに無線機を自作してみたくなった。今回は50[MHz]の無線機を作ろうと思う。前回25年前
は7[MHz]のを自作したが、2局と交信して解体してしまった。性能に全く納得出来なかったのだ。
今思えば未熟さゆえの失敗だったのだろう。今回は多少技術力も上がっている筈なので何とか
なるだろう。

SSBというちょっと面倒な種類の電波を使う。混信やノイズには強いのだが、その信号を発生させる
回路が複雑になる。四角くて茶色の基板がSSBジェネレーターで、ここで作られたSSBの信号の
周波数は固定であるが、アマチュア無線の周波数に変換してやれば送受信機-トランシーバー
となる。ジェネレーターの手前にあるのが変換用の信号を発生させるPLLユニットである。
これは昔、秋月電子で売ってた輸出用CB機の部品だ。そのままでは使えないので周波数改造を行う。
それには水晶発振子の交換が必要になるのだが、特注するとそこそこな値段なので、手持ちの水晶か
市販の安い水晶が使えないか検討してみる。
SSBジェネレーターには水晶を使ったフィルターが必要だが、市販の物は数千円もする。しかしこれも
市販の安い水晶を使って作る事が出来る。500円程度だろう。その代わりに通過帯域は自分で測定
しなければならない。いろいろと計算してみた結果、4個手持ちがある10.695[MHz]のフィルターを
使うと、PLLユニットに38.028[MHz]の水晶を使えばいいと判った。幸いな事に38.100[MHz]と
38.050[MHz]の水晶が手元にある。この水晶で微同調も行う回路を組んでやれば水晶の特注は
いらないのだ。他にもSSBジェネレーターの水晶フィルターを、12.0[MHz]の水晶で作ってやると
PLLの改造が不要である事も判った。
重要な部品は全て揃ったも同然なので、俄然やる気が出てきたぞ。
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